足立梨花とEXILE TAKAHIROを生んだ町、長崎県佐世保市。
長崎のサウナを語る上で絶対に外すことのできないサウナの代表格「サウナサン」。
JR佐世保駅から程近い場所に位置し、昔ながらのカプセルホテルの雰囲気で趣深い外観からは想像もつかない強烈なサウナ体験を味わうことのできるサウナです。
今回はサウナ仲間と一緒にサウナサンに宿泊し、時間を気にすることなく思う存分サウナを楽しんできた体験を余すとこなく紹介していこうと思います。
長崎が誇る名サウナ
金曜日、18時。
サウナ旅を控えた状態で日中の仕事が手につくはずもなく、定時を迎えると同時に長崎に向けて福岡を出発しました。
サウナサンに着いたのは21時ごろ。予約をしていなかったのですがなんとかチェックインでき、早速サウナのある浴室へと足早に向かっていきました。
サウナサンには高温サウナとスチームサウナの2種類のサウナがあり、
どちらも昔ながらのたたずまいで最近話題になりがちなおしゃれサウナとは一線を画す、おじさんの聖地と呼ぶにふさわしいレトロな雰囲気が漂っていました。
間接照明とアロマの香りに包まれるようなおしゃれサウナももちろん好きですが、昔ながらの銭湯っぽさがある浴室にどこか安心感を覚えたのがサウナサンへの第一印象です。
足湯も楽しめる高温ドライサウナ
まずは体を清め、次に湯船でゆっくりと体温を上げることで下地を作っていきます。
そしてついにサウナサンでの1セット目、ドライサウナへと足を踏み入れたのです。
サウナ室の温度は90℃。
20人弱は入れそうな大きめのサウナ室には我々幼馴染サウナ同好会3人を含めても5人ほどしかおらず
ゆったりとサウナを楽しめることを喜ぶと同時に
このレベルの施設が福岡にあったら大混雑するだろうなぁと長崎サウナーを羨ましくも思いました。
サウナ室内にはテレビ、そして一段目には足湯に入れるスペースもあります。
四段目に腰を下ろし90℃のドライサウナでじっくりと体温を上昇させていきました。
10分ほど経過。
いい感じに心拍数が高まってきたのを確認し水風呂へ向かいました。
水風呂
水風呂の温度は13℃。
大人が6人ほどは入れるほどの広さの水風呂です。
水風呂の具合でととのえるかととのえないかが決まると言っても過言ではないほどサウナーにとっては大事な水風呂。
汗をしっかりと流して入ってみると13℃の水は体感でもなかなか冷たく
ドライサウナで火照った体がキュっと締められていくようでした。
肺から出てくる空気がひんやりとしてきたくらいの頃あいで水風呂を出てととのい椅子のあるスペースへと場所を移しました。
サウナサンのととのいスペースには面白い仕掛けがあり
なんとととのい椅子の横にある蛇口をひねると上からスコールのようなミストが降り注ぐのです。
「最後の雨」と名付けられたこのミストは、屋内施設であるはずの浴室でまるで大自然の中で雨に打たれながらととのっているかのような錯覚に陥ることのできる不思議体験ができます。
降り注ぐミストを浴びながらのととのいは新体験で、1セット目からサウナサンに魅了されてしまいました。
大満足の1セット目を終え、次はスチームサウナへと向かいました。
スチームサウナ
スチームサウナの温度は52℃。
正直なことを言いますと、はじめはスチームサウナのことを甘く見てました。
ドライサウナをメインで楽しみながら味変としてスチームサウナも嗜んじゃおうかな😉くらいの感覚。
実際にスチームサウナに入ってみるとそんな気持ちは一気に消し飛びました。
熱いッ!!!
52℃? 誰だそんなこと言ったやつ!
味変? こっちがメインじゃないか!
3分に1度のオートロウリュが室温をさらに上げ
今までスチームサウナで体感したことのないほどの熱で完全に度肝を抜かれてしまいました。
その後の「水風呂」→「最後の雨」の流れが最高だったのは言うまでもありません。
サウナサンの中でも一際レトロなたたずまいのスチームサウナにこんなサプライズが用意されていたなんて…。
総評
ドライサウナ、スチームサウナ、水風呂、ととのいスペース。
どれもしっかりとサウナーの求めるポイントを抑えながら、有名なサウナ施設であることの期待感を軽々と超えてくれるポテンシャルの高さはとてもいいサプライズ感を感じさせてくれました。
サウナだけでもこの満足感であるにもかかわらず
カプセルホテルに泊まったとしても一泊3650円でサウナまで楽しめるという規格外のコスパの良さ。
もちろんリピ確です。
次、佐世保にくる機会があったらまた来たいな😀とかいうレベルではありません。
サウナサンのためだけに佐世保にまた来ることを誓うレベルです。
長崎、最高峰という呼び声は伊達じゃありませんでした。
サウナサン、また会おう。
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